官設鉄道32号機関車に関するデータ

車歴

■明治6年(1873年)
 イギリスのManning Wardle(マニング・ワードル)社で製造・輸入されて、大蔵省造幣寮1号機関車となりました。同時期に輸入された官設鉄道21号機関車と同型の機関車でしたが、どのように使われていたのかは分かっていません。
■明治8年(1875年)
 官設鉄道(工部省鉄道寮)に移管されて、官設鉄道32号機関車となりました。移管後は官設鉄道西部地区で新線建設に従事しました。
■明治8年(1875年)
 東部地区の機関車を奇数番号に、西部地区の機関車を偶数番号にするという規則に従って、官設鉄道24号機関車に改番されました。

参考文献

  • いのうえ・こーいち(2014):図説国鉄蒸気機関車全史,2014年,JTBパブリッシング.
  • 臼井茂信(1956):国鉄蒸気機関車小史,鉄道図書刊行会,P.34.
  • 沖田祐作(2013):機関車表.