官設鉄道4号機関車に関するデータ

車歴

■明治4年(1871年)
 イギリスのSharp Stewart(シャープ・スチュワート)社にて製造・輸入され、官設鉄道4号機関車となりました。
■明治8年(1875年)
 東部地区の機関車を奇数番号に、西部地区の機関車を偶数番号にするという規則に従って、官設鉄道15号機関車に改番されました。
■明治16年(1883年) 7月
 官設鉄道から日本鉄道に貸与され、日本鉄道15号機関車として使用されました。新線建設用に使われたと考えられます。
■明治19年(1886年)
 日本鉄道から官設鉄道に返却され、官設鉄道15号機関車に戻って東部地区に配置され、東海道線の建設工事に従事しました。

参考文献

  • 臼井茂信(1956):国鉄蒸気機関車小史,鉄道図書刊行会.
  • 沖田祐作(2013):機関車表.