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官設鉄道29号機関車に関するデータ
車歴
■明治15年(1882年)
Beyer Peacock(ベイヤー・ピーコック)社にて製造・輸入され、新橋工場で最終組み立てを行って
官設鉄道29号蒸気機関車
となりました。日本鉄道に貸与する予定でしたが、軸重過大のため断念されて西部地区に送られました。
■明治17年(1884年)
官設鉄道神戸工場にて当初のタンク式から
テンダ式の機関車
に改造されました。車体側面の水タンクを撤去され、国産の炭水車が接続されました。改造を受けても車番は変更されず29号機関車のままでした。
参考文献
臼井茂信(1956):国鉄蒸気機関車小史,鉄道図書刊行会,P.85.
沖田祐作(2013):機関車表.