官設鉄道27号機関車に関するデータ

車歴

■明治15年(1882年)
 イギリスのBeyer Peacock(ベイヤー・ピーコック)社にて製造・輸入され、新橋工場で最終組み立てを行って官設鉄道27号蒸気機関車となりました。日本鉄道に貸与する予定でしたが、軸重過大のため断念されて西部地区に送られました。
■明治17年(1884年)
 官設鉄道神戸工場にて当初のタンク式からテンダ式の機関車に改造されました。車体側面の水タンクを撤去され、国産の炭水車が接続されました。改造を受けても車番は変更されず27号機関車のままでした。

参考文献

  • 臼井茂信(1956):国鉄蒸気機関車小史,鉄道図書刊行会,P.85.
  • 沖田祐作(2013):機関車表.