信濃鉄道ロニブ5に関するデータ

車歴

■明治37年(1904年) 8月
 甲武鉄道飯田町工場にて甲武鉄道は2として新製されました。
■明治39年(1906年)10月 1日
 甲武鉄道国有化により官設鉄道(当時は鉄道作業局)に継承され、官設鉄道は2となりました。
■明治43年(1910年) 3月 8日
 明治43年鉄道院長達第149号に基づき、鉄道院デ960形デ960に改番されました。
■大正3年(1914年) 9月29日
 電装解除のうえで鉄道院を除籍され、信濃鉄道に譲渡。信濃鉄道ハ1となりました。
■大正7年(1918年) 9月25日
 二・三等合造車に改造され、信濃鉄道ロニブ5となりました。
■大正15年(1926年) 1月 8日
 信濃鉄道線の電化に伴い、車齢22年余で廃車されました。

参考文献

  • 沢柳健一(2005):院電単車が走って100年,鉄道ピクトリアル756,鉄道図書刊行会.
  • 沢柳健一,高砂雍郎(2006):旧型国電車両台帳院電編,ジェー・アール・アール.
  • 寺田貞夫(1955):木製國電略史〔I〕,鉄道ピクトリアル,No.50.