青梅鉄道モハ1002に関するデータ

車歴

■大正10年(1921年) 6月 8日
 梅鉢鐵工所にてホハ1形木造客車ホハ2として新製されました。定員は座席52人+立席48人の合計100人。
■大正12年(1923年) 4月24日
 自社工場にて電装改造を施され、デハ1形制御電動車デハ2となりました。
■大正14年(1925年) 2月
 連結器を自動連結器に変更。
■昭和3年(1928年)10月
 運転台に仕切り壁を設けて運転室を設置。
■昭和8年(1933年) 4月
 青梅電気鉄道の電動車形式を「デハ」から「モハ」に変更することになり、モハ1形モハ2に改称。
■昭和8年(1933年) 6月
 座席14人分を撤去して立席スペースとし、定員を座席38人+立席63人の合計101人に。
■昭和14年(1939年) 8月24日
 車体の鋼体化改造を施され、青梅電気鉄道モハ1000制御電動車モハ1002となりました。
■昭和19年(1944年) 4月 1日
 青梅電気鉄道が戦時買収によって国有化されたことに伴い、官設鉄道モハ1000制御電動車モハ1002となりました。
■昭和24年(1949年) 3月28日
 車齢27年余で事故廃車されました。

参考文献

  • 臼井茂信(1993):青梅電気鉄道を偲ぶ,鉄道ファン,No.385,1993年5月,交友社.
  • 沢柳健一・高砂雍郎(1997):決定版旧型国電車両台帳,ジェー・アール・アール.